渡辺はりきゅう接骨院スタッフブログ
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破傷風菌は災害時に蘇る

破傷風」昔は聞いた事のある病気だけど、

最近はあまり聞かなくなりましたよね。

そんな病気なので知らない人も

多いのかもしれません。

 

しかし、

20113月に起きた

東日本大震災時でも

2018年今年起きた

西日本豪雨時でも

破傷風」を発症した人がいたのです。

 

いつおきるかわからない

地震や豪雨時に

あなたも破傷風になる可能性は

十分にあるんです。

 

 

【目次】

1破傷風とは

2破傷風の原因

3破傷風の症状

4破傷風を予防する

 

 

 

【本文】

1破傷風とは

怪我をして傷口が破傷風菌により感染し、

その破傷風菌が作り出す毒素により、

発症する感染症を「破傷風」と言います。

 

現在の45歳以下の人は、

破傷風のワクチン接種が導入され、

症例数が激減している為、

日本ではあまり耳にしなくなった

感染症でもあります。

 

しかし、2018年現在も、

毎年100件程の報告がある事も事実です。

発症する患者のほとんどが45歳以上の

ワクチン接種をしていない年代の成人です。

そして新生児破傷風1995年以降は

報告されていません。

 

 

 

2破傷風の原因

破傷風菌は皆さんも感染してしまう

可能性のある身近な場所に芽胞の形で存在します。

 

例えば

土の中、

動物の糞尿、

外に落ちている釘

ほこりなど

どこにでもいるんです。

 

土いじりをしていた時、

釘を踏んでしまった時、

交通事故などで怪我をしてしまった時、

簡単に破傷風菌は傷口に付着します。

 

そして傷口の破傷風菌は

芽胞である為付着した感染部位で、

発芽→増殖→毒素を出し始めるのです。

 

この毒素は、

傷口付近に存在する末梢神経に吸収されてしまい、

脳や脊髄まで到達し、

毒素の力を思う存分発揮しだすのです。

 

破傷風の死亡率は

発症患者の23人に1人が死亡してしまう

怖い感染症なのです。

 

 

 

3破傷風の症状

では破傷風の症状を見ていきましょう。

全身の筋肉が痙攣する「全身性破傷風」が

典型的な症状になりますが、

症状が現れる筋肉部位、

時期によって変化していくのが特徴です。

 

潜伏期間は3週間ほど。

その後、

 

1期 開口障害

初期症状は口が開けにくくなります。

(その他の症状)

首筋の張り、寝汗、歯ぎしり

 

 

2期 筋肉けいれん

口が開けにくい症状は徐々に悪化し、

顔の筋肉がいつも痙攣するようになります。

苦笑いをするようなひきつった顔「痙笑」

の症状が現れます。

 

 

3期 全身筋肉の毒素影響

顔面のみだった筋肉痙攣が、

首、背中、全身と徐々に広がりを見せ始めます。

その結果「後弓反張」と言う、

後頭部とかかとしか地面についていない、

弓を置いた時の様な姿勢になってしまいます。

 

又、光や音、振動と言った刺激により、

発作的に痙攣が起きる時期でもあります。

突然手足が強く固まる、

全身の筋肉が固まり身動きが取れない、

という発作をくり返し、

病状の進行と共に、

発作時間が長くなっていきます。

 

 

4期 回復期

これまでにみられた症状が

回復をしていく時期です。

1期から第3期の症状の経過が

早ければ早い程経過は悪く重症化していきます。

 

毒素に対する抗体を投与し、

刺激で発作が誘発されないように、

静かで暗い部屋で安静にさせ治療を行います。

 

 

 

4破傷風を予防する

破傷風を発症した23人に1人は死亡と

聞いたら怖いですよね。

又近年の日本はどこにいても、

いつ災害が起きるかわからなくなっています。

 

破傷風は日ごろから予防しておくことが

大切なんです。

 

①予防接種

日本では破傷風菌による予防接種は、

4種混合ワクチンと言って、

ジフテリア

百日咳

ポリオ

破傷風

4種合わせた予防接種が行われる様になりました。

 

しかし、10年経つと次第に効果が低下してくるため、

10年以上たってからの大きな怪我などは、

早めに病院で治療を受けましょう。

 

 

②日常での予防

日常での怪我にはすぐに処置を行う事です。

傷ができた時に感染しないよう、

すぐに流水で洗い流す。

自宅では処置できない様な大きな怪我、

不衛生な場所での怪我は、

早めに病院で処置をうけることで、

破傷風を防ぐ事ができます。

 

よく傷口を自分の唾液で消毒するという

荒業をする人がいますが、

唾液には雑菌が沢山います。

汚染された傷口の破傷風菌は決してなくならず、

さらに増殖してしまいますよ。

流水又、消毒液でしっかり処置をしましょう。

 

 

 

【まとめ】

現代の日本は町中がキレイです。

なのであまり耳にしなくなった感染症

まだまだ沢山あるのだと思います。

 

災害が起きると感染症には気をつけてと

よびかけが始まりますが、

清潔にできない環境

そしていつ怪我するかわからない環境では

自分自身も感染してしまう恐れがあるのです。

 

小さな傷からでも感染してしまう、

破傷風例には、

釣りに行って

釣り針が脚に刺さりましたが、

血もそんなに出たわけではなかった為、

放置した人がいました。

その人はその小さな刺し傷から

破傷風にかかってしまったのです。

現在の自分たちにも十分に

起こりうる症例ですよね。

 

日ごろからも

破傷風には気をつけるべきですね。

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